6ヶ月から8ヶ月くらい

7ヶ月ころ歯が生えてきます。これはあくまで平均、、子供にとって数ヶ月は本当に誤差の内で
プラスマイナス6ヶ月、、すなわち1ヶ月で歯が生えても、1歳過ぎて歯が生えなくても
そんなに気にすることはないです。全身の病気に関連して歯がもとからないとか、骨の病気
とかで歯が生えないことがありますが、こうなってしまってはどうしようもありません。
それより全身のほうが心配でしょう。

さて潤也くんですが、7ヶ月と25日で歯が生えてきたようです。
とってもめでたい,,,

たいていは下の歯から生えてきます。
離乳食はだんだん粒が大きくなってきています。内容は今のところ前回書いたのと変わりません。

食後に甘い物を食べるとか、甘い物をいくらでも食べられる人というのがいます。
僕なんかはあんまり甘い物が好きではないので、見ていると気持ち悪くなるくらいなんですが
あれも度が過ぎると病気のように思えてきます。子供にはうす味で十分です。

子供はちょっとした光でもとっても眩しく感じるように、とっても敏感です。
味覚のほうも、舌の上の味雷細胞という味を感じる細胞の数が
とっても多く、味に対して敏感です。(老人になると少なくなってきて、
濃いい味付けになってきます。)
そんな子供に濃いい味付けの物を与えるということは
その細胞の感覚を麻痺させ、味覚形成に傷害を与えるということにほかなりません。

最近増えている幼年期からの糖尿や高血圧、、、
絶対に関係があると思っています。
3歳くらいまでの食生活で味覚が形成されるっていわれていますから
自分である程度食べ物を判別して食べる3歳までは
うす味でいくほうがいいでしょう。

おやつはやっぱり食事と考えて、お菓子じゃなくてそれこそ
おにぎりでもいいと思っています。

3歳くらいまでにしっかりと、野菜とか魚の味を覚えさせて、
甘い物を控えめにしてやると、好き嫌いのない子に育つといわれています。
そういう子育てを僕もしたい、、、、

甘い物は食べなければ食べないで得に栄養不足に陥ることはありえません。
砂糖も結局炭水化物ですから、栄養的には、いもなんかのでんぷん質とおんなじです。
ただでんぷんは口の中で麦芽糖という糖にしかならず、虫歯を作りにくいですが、砂糖はダイレクトに
虫歯菌の栄養元になるということで大きく違います。
甘みはご飯や、にんじんかぼちゃなんかの自然の甘み程度で十分です。
甘い物を知らなければ食べたくて食べたくて、、、という欲求そのものがありませんから、子供にとって
そんなに苦痛ではありません。
どちらかというと大人の甘い物は喜ぶだろうという(実際大変喜びますが)思いから、
甘い物をあげたい欲求に負けて結局は子供を苦しめることになることをしているんだと思います。

この味覚作りは何も虫歯に限ったことではありません。
好き嫌いや、甘い物好きというのは結局将来の、いわゆる生活習慣病、
(高血圧、糖尿病、なんかですね)昔で言う成人病の原因と
全くおんなじです。言い換えると、虫歯がある、虫歯が発生するお口の環境というのは
将来の生活習慣病の一番最初の初期症状であると僕は考えています。
虫歯ができてしまったら、虫歯を穴を削って埋めるという直し方をするのではなく
虫歯になってしまうお口の中の環境そのものを改善していかないと、
単に虫歯だけの話じゃーないと思いませんか?

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