哺乳瓶とおしゃぶり

まず、ミルクをあげるのに気になるのが、哺乳瓶
もちろん母乳がいいっていうことで、うちでもがんばっていたみたいですが、出ないものはしょうがない。
とい事でうちでは混合、ほとんどミルク、ということになっています。
哺乳瓶といっても市販されているものはたくさんありますよね。
いちばん有名なところでは、ピジョン、ヌークあたりですがうちではビーンスタークを中心に使っておりました。
(ピジョンの乳首も少しは使っていましたけどね)
何でかって言うとあかちゃんて言うのは、お乳を吸っているのでは無いんですよね。
どういうことかっていうと、お母さんのおっぱいをいくら吸ってもなかなか出てこない、
(これは体験されてる方にしか良くわからない話かもしれませんが)
お乳は,おっぱいをしごいて、モグモグと噛むようにしてはじめてよく出るもんなんです。
ところが哺乳ビンはと言うと、ちょっと吸えばすぐに出てくる、すなわち力が要らないんです。
楽でよくお乳を飲んでいいじゃないと言われそうですが、楽できるからってあかちゃんにハイハイさせずに
ジー――ッとさせてる人はいないし、筋肉は鍛えないと発達しません。
と言うことでこのお乳を吸うって言うのも赤ちゃんにはとっても大切な運動なんです。
そしてそのようなことを考えて作られているのがビーンスタークの乳首なんですね。
実際に僕も吸ってみましたが、なかなか出てこない、コツをつかんで噛むようにモグモグすると
ちゃんとよく出る、、、、よく出来たもんだ、、、、と感心してしまいました。

最近(2002年10月)モリタ(歯科の有名メーカー)から、哺乳瓶に装着して
口輪筋を鍛えようと言うようなものが出ていましたが、(1500円)それを使うくらいなら
最初からビーンスタークを使ったほうがいいと思います。
なんかえらく、ビーンスタークの宣伝をしていますが、僕はビーンスタークの回しもんではないので念のため。
(ちなみにビーンスタークは、大塚製薬のブランド品の名前ですよね。)
あとビーンスタークでは乳児用のポカリとか、りんごジュースを出していますが
僕としてはこちらはお勧めしません。と言うよりも反対です。
小さなころからなにも無理に人工物を与える必要なんてないし、
うちでは一切あげていません。(もらったりしたものは代わりに僕が味見をしました。)
確かに味はすごーーーく薄味です。みなさんもぜひこの味見はしてみたほうがいいでしょう。
赤ちゃんの味覚と言うものがどれほど敏感かが実感できると思います。


さて次はおしゃぶりについてです。

うちでは、ちょっと早いんですが、1ヶ月くらいになるかならないうちに、おしゃぶりをさせていました。
口呼吸を防止するとか、鼻呼吸にとかいろいろ言われていますが、最大の理由は泣き止ますため、、、、。
ほんとうは、そういうことに使って、泣かない子供にするのは良くないとかいろいろ書かれてもいましたが、
まあ実のところやっぱり泣かれると困るときにはおしゃぶりって言う感じでしたね。
もちろんほったらかしにするんではなく、ちゃんと抱いててあげましたよ。(模範解答)

おしゃぶりを勧める理由、やはり口呼吸の防止になります。
そして、指吸いの癖をつけないと言うもうひとつの目的があります。
何も与えていないと、おしゃぶりの変わりに、指を吸うと言うのは自然の姿です。
ですから指しゃぶりを無理に止めさせる必要はありません。というより無理にやめさせることは
精神発達の上で障害となるとまでいわれています。
ですからもし指吸いの癖があるときでも、なるべく自分の意思でやめれる環境にしてやるとか。
自分から吸わないって言う意思が大切になります。(これが出来るのは、2歳から際になってからでしょう。)


おしゃぶりは2歳3歳までしていても大丈夫です。でも実感しますが、そんなに長くは
おしゃぶりをしてくれはしません。うちの潤也は、1歳過ぎたころにはほっていましたね。
活発な子供は、そんな感じでまず心配ないでしょう。

じゃあいつまでだったら吸っていてもいいのでしょう??
一応教科書的には、3歳半までだったら大丈夫と言うことになっています。
何が大丈夫か?何が問題なのか?ということですが、あんまり長く指を吸っていると
前歯のところの歯が閉じなくなると言うことがらです。
そして、骨が成長して、6才ころに大人の前歯が生えてきたときに、骨に影響が出ないとされているのが
3歳半なんです。

おしゃぶりを勧める理由、、、おしゃぶりを吸う癖と言うのは、2歳半とか3歳の節目なんかで
そろそろやめようねと言って、自分で捨てさせることが出来る、、というものです。
外国なんかではほとんどの子供がこのような理由で、おしゃぶりをくわえさせていますよね。
指吸いの癖が一度つくと、なかなかやめない子はたいへん心配されているようです。
ちょっとした予防なので、気にかけてみてください。

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